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ご挨拶

世界遺産登録への取組と
鹿児島異人館物語

 現在、磯地区の尚古集成館や異人館、寺山炭窯跡、関吉の疎水溝などが含まれる「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」は、平成27年の世界文化遺産登録を目指しております。

鹿児島の近代化産業遺産の世界文化遺産登録は、私たちの願いであり夢ではありますが、ゴールではありません。地域の住民の方々をはじめとする市民、関係者にとって、また、国内外から訪れる方々にとって、世界遺産登録されて本当によかったと感じていただけるような「まち」にしていかなければなりません。

そこで、昨年7月に、地域住民やNPO、ガイド、関係機関の方々などで構成する「かごしま近代化産業遺産パートナーシップ会議」が発足し、近代化産業遺産を次世代へ保存し伝えていくとともに、地域活性化に繋げていくための様々な取組を進めているところです。

本日の「鹿児島異人館物語~小さな小さな友好革命~」もこの取組の一つであり、異人館をもっと身近に感じていただくために、どのような活用ができるのか、市民団体による新たなチャレンジです。試行的なイベントであり、観覧者の皆様方にはご不便をおかけする面もあるかもしれませんが、演劇や音楽など楽しい時間をお過ごしください。このイベントをきっかけに、遺産を活用した取組の輪が拡がることを期待しております。

皆様方には、今後ともより一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

 

 

平成26年11月29日

かごしま近代化産業遺産パートナーシップ会議

      会長 内村 文泰

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